スプレー缶の処分方法は?|正しい知識で危険回避!安全に処分しよう。

火災予防 スプレー缶

こんにちは!

「たいらのたんぼ」こと【たいたん】です。

「このスプレー缶どう処分したらいいの?」

「このスプレー缶もう使わないなぁ。」

スプレー缶の処理に関する悩みを持っている方もいるのではないでしょうか?

スプレー缶は皆さんのご家庭にたくさんあると思います。

カセットコンロ…ヘアスプレー…潤滑油…などなど

数えきれないくらいのスプレー缶が見つかります。

そんなスプレー缶の処分方法

スプレー缶の危険性などをここではお話したいと思います。

【スプレー缶とは】

まず、そもそもスプレー缶とはどのようなものが該当するのでしょうか。

  • 気化した液化ガスや圧縮ガスの圧力により、密閉容器から霧状や泡状に放出する製品
  • 高圧ガスにはLPG(液化石油ガス)やDME(ジメチルエーテル)等が使用されている

例えば…

消臭スプレー、ヘアスプレー、シェービングクリーム、制汗スプレー、

塗料スプレー、防錆剤、潤滑剤、殺虫剤などなど

世の中には溢れかえっています。

スプレー缶の説明を見てみるとこのような表記がしっかりされています。

表記を見ると捨てるのも度胸が必要ですよね。(笑)

【スプレー缶の捨て方】

それではスプレー缶の捨て方はどのようにすればいいのでしょうか?

実は…

  • 住んでいる場所・自治体によって違う

これが現状です。

なので、お住まいの役所等の自治体に電話またはホームページで確認してください。

具体的な捨て方は…

  • 缶の中身を全て空にして穴をあけないで透明の袋で収集日に出す
  • 缶の中身を全て空にして穴を開けて透明な袋で収集日に出す

などの方法を取っている自治体が多いです。

環境省はスプレー缶に起因する火災が多いことから

穴を開けないのが望ましいと各自治体に指導しているようですが

各自治体の処分場の施設整備の関係またはゴミ回収業者の安全確保のために自治体ごとに捨て方が違うようです。

では、なぜみんなスプレー缶の処理に困るんでしょうか?

それは、正確に処理しなければ命を落とすほど危険だからです!

【スプレー缶の危険性】

使わなくなったスプレー缶は処分することをオススメします。

なぜか…

  • 破裂危険
  • 腐食による可燃性ガスの漏洩

このような危険があるからです。具体的には

~破裂危険~

保管方法にもよりますが湿気が多い場所などに長期間保管していると

缶自体が錆で腐食していきます。

缶の中には高圧のガスが充填されているので

何かの衝撃で破裂してケガを負う危険があります。

~腐食による可燃性ガスの漏洩~

破裂危険の時と同様に腐食して缶に穴が開くとガスが漏洩します。

充填されている高圧ガスはLPGやDMEなどの可燃性ガスなので

空気と可燃性ガスの割合の条件が揃うと、何かの着火物があれば爆発し火災化します。

なので、もし使っていないスプレー缶がご自宅にある方は

すぐに処分することをオススメします

錆びる前に処分することでリスクを減らして安全に処分することが出来ます。

それでは、どのようにスプレー缶の中身を空にすればいいのでしょうか?

(重要)スプレー缶の空の仕方】

各自治体での処理方法として

穴を開けるか、開けないかで違うにしろ

中身を空にしなければ捨てることが出来ないスプレー缶

では、まだ中身の残っているスプレー缶はどのように空にすればいいでしょうか?

  • 必ず屋外で噴射する

必ず屋外で噴射しましょう。

これだけ守ればかなりリスクをなくして行うことができます。

そして、ほとんどのスプレー缶は蓋に噴出用の穴があるので

それを利用すれば楽に全て噴出して空にできます。

もし蓋がなくなっても屋外で噴射箇所を何か硬いもので押し付ければ

中身を噴射できます。

では、なぜ、室内ではダメなの?

上でも記載していますがスプレー缶には可燃性ガスが充填されています

換気の悪い室内で噴射作業をすると、室内に可燃性ガスが溜まり

空気と可燃性ガスの割合がちょうどいい条件になると

何かの着火物、料理の時のこんろ火、タバコを付けるライター、

電気を付けるときのスイッチ、コンセントに差す時等…

電気や火花が発生すれば爆発します

だから、屋外での噴出が必要なのです。

もちろん、普段使いくらいの噴出では問題ありません。

使い切るために大量に噴出するなどの作業は屋外でやりましょう

車庫の中もダメですよ!

車のエンジンをかけた瞬間爆発します!

それでは、スプレー缶の火災がどれだけ恐ろしいか見てみましょう

【スプレー缶の被害】

スプレー缶の危険についての危険性がわかる動画です。

さらに、室内でスプレー缶の穴抜きを想定した動画です。

このようにスプレー缶は換気の悪い空間で大量に噴出や

穴抜きなどをするととても危険なのが分かったと思います。

なので、空にするときは必ず換気の良い屋外で行いましょう。

【札幌市のみの回収方法】

札幌市は、スプレー缶の中身を空にすることも不安に感じる場合

中身を使い切れない場合は

  • 札幌市内の消防署
  • 市内の清掃事務所
  • 地区リサイクルセンター

で引き取りをしています。

札幌市に在住で中身を空にすることに不安な方はそのまま回収してもらえるのでとても安心ですね。

持ち込み場所一覧を貼り付けます

※しかし、札幌市も基本的には「空にして穴を開けないで透明な袋」で指定の収集日に捨てれます。

【まとめ】

スプレー缶の安全な処理方法はわかっていただけたでしょうか?

使わないスプレー缶は早めに処理しましょう。

そして、中身を空にする場合は、風通しのいい屋外で必ず行ってください。

このことをしっかりするだけで安全に処理できます。

捨て方は各自治体で違いますので、ホームページか役所に電話で確認してみてください。

また、空にするのも不安な方は札幌市の方は上の貼り付けたホームページの場所に持ち込んで

それ以外の方は、民間の企業で有料で回収してくれますので探してみてください。

ちょっとお高いです…

みなさんで正しい知識を身につけて、安全に暮らしていきましょう。

他にも、火災に関する予防について書いていますので見てみてください。

火災予防クリック

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