こんにちは!
「たいらのたんぼ」こと【たいたん】です。
子どもがスポーツを始めたら、試合で活躍してほしいのが親の願いですよね。
たくさん点数入れてほしい!
誰よりも足が速くなって欲しい!
などなど、考えてしまいませんか?
あとは運動会でリレーの選手になって活躍して欲しいですよね!
我が家でも長男がサッカーを始めてから色んなトレーニング器具を取り入れて、
運動能力向上のためにチャレンジしてきました。
そんなトレーニング器具たちの効果と使い方を紹介したいと思います。
今回は、近年サッカーを始め様々なスポーツのトレーニングに取り入れられている、
運動器具の「ラダー」です。
【ラダーとは】
まず、「ラダー」とはハシゴ形状の器具を地面に置いて、
そのハシゴを利用して様々なステップ等で通過するトレーニングです。
一人でも設定して実施でき、また、老若男女問わず出来るので手ごろに出来るトレーニングだと思います。
現在では様々なスポーツで取り入れられていて一般的な基礎トレーニング方法として認知されています。
上の写真は我が家のラダーです。長さやマスの数はいろいろありますので
トレーニング内容にマッチしたラダーを選ぶのが大切です。
【ラダーの期待効果】
- 敏捷性(アジリティー)の向上
- プレー中の姿勢改善
- 足が速くなる
~敏捷性(びんしょうせい アジリティー)の向上~
敏捷性とは動作の素早さに関する能力を言います。
英語ではアジリティーです。近年良く聞くワードだと思います。
動作の素早さには方向転換や加速・減速などの緩急をつけた動きだったり、
機敏に反応出来る能力があります。
ラダーは様々なステップのトレーニング方法があり、
その中で正確な動きで素早くトレーニングすることで
徐々に神経的に発達して動きが良くなっていきます。
足の動かし方、体の動かし方を覚えていくのです。
~プレー中の姿勢改善~
ラダートレーニングをする際に重要な点は、しっかりした姿勢で行うことです。
具体的には背筋を伸ばし、やや前傾姿勢で目線は足元ではなく前を向いて行うことが理想的な姿勢です。
ラダーの一つの目的としては自分の足の動かし方、
手の動かし方などを覚えて正しい姿勢で走れるようになることも含まれています。
また、最初は足元を見ながらラダーの感覚を覚えるのも必要ですが、
慣れてきたら足元を見ないで目線を前向きに変えてください。
これは間接視野の向上にも繋がります。
~足が速くなる~
これはラダートレーニングの総合的な効果だと思います。
ラダートレーニングで意識することは足の踏み込みの時に反発を意識することが重要です。
そのことで、前への進み方、足の動かし方を感じるようになってきます。
そして、敏捷性の向上、姿勢改善を含めて全体的に足が速くなることにつながっていきます。
ラダートレーニングはスポーツをする上で必要な運動能力の向上にとても有効的なトレーニングです。
しかしながらラダーをやるうえで一番大切なのはしっかりした姿勢でトレーニングすることです。
姿勢が崩れたままやってしまうと効果が現れないかもしれないので、
最初から速くやろうとせずに動きに慣れてきたら速くやるようにしましょう。
まずは基本的な姿勢や体の動かし方を覚えて徐々にレベルアップしていきましょう。
【デメリット】
- 室内(自宅内)ではうるさい
- 飽きてしまうかも…
~室内(自宅内)ではうるさい~
ラダーは素早く足を動かしたり、地面との反発を意識したりするので
自宅内で実施するには相当な覚悟が必要です。(笑)
我が家でも小学校2年生くらいまでは自宅内で楽しくやっていましたが、
大きくなるにつれて力強くなり、振動も激しくなってきたので「自宅内禁止」になってしまいました。
どうしても…っていう方はヨガマット等を敷くといいかもしれません。
~飽きてしまう可能性も…~
ラダーはステップやトレーニング方法はいろいろあって豊富ですが、
単調な動作でなかなか辛いので子どもは飽きてしまうかもしれません。
そこは一緒に見ている大人が工夫した声掛け等が必要かなと思います。
我が家は私も一緒にやって「どっちが上手に早くやれるか勝負」しています。
お互いWIN-WINなので順調にいっています。
【ラダートレーニング方法】
ラダーにはとても多くの使い方・練習法があって、指導者によっても様々なトレーニング方法があると思います。
私がラダーに出会って参考とさせてもらったのがタニラダーです。
タニラダーを作り出した谷真一郎さんは20年にわたりJリーグのフィジカルコーチを務め、
そのタニラダーは現在ではプロサッカーチームをはじめ多くのプロアスリートのトレーニングに採用されています。
きっと参考になると思いますのでサイトをつけておきます。→タニラダー
我が家は下の動画のようなトレーニングを行っています。
1.クイックラン
一マスに2歩ずつステップしていきます。モモをしっかりあげて、背筋を伸ばし目線は前向きを意識して行います。
2.ラテラルラン
ラダーの横から2歩ずつ踏み込んで横のマスに進んでいきます。マスを踏み込んだ時の反発を意識して行います。
3.ジャンプ
一マスを両足ジャンプで進んでいきます。腕をしっかり振って前に進みます。
4.ツイストジャンプ
上記のジャンプに捻りを入れて行います。
5.シャッフル
少し複雑ですが、しっかりモモを上げて行うことと踏み込むときの反発を意識して行います。
【まとめ】
ラダートレーニングは幅広い年代にも様々なスポーツにも応用できるとても運動能力向上に有効的な運動器具です。
姿勢や目線、足の動かし方等姿勢を強く意識してトレーニングすることで
素晴らしい効果がでてくると思います。
また、ゴールデンエイジにこの複雑なステップを取り入れることで
神経的にも成長しアジリティーや正しい姿勢を手に入れ、足の速さにつながっていきます。
ぜひ、ラダーを取り入れて子どもたちの運動能力の向上のお手伝いをしていただければと思います。
我が家の長男もなかなかリレーの選手に選ばれませんでしたが
コツコツ時間がある時に続けていたところ
小学校3年生くらいから運動会のリレーの選手に選ばれるようになり
それから6年生までリレーの選手になれました。
少なからず、ラダーの効果はあると思っています。
ラダーも色々あるので探してみてください!
また、タニラダーのDVDも参考になります。
他にも子どもの運動能力を伸ばすトレーニング器具を紹介していますので見てみてください。